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本田圭佑【移籍先】ACミラン退団を名言。次のゴールは?
※敬称略
サッカー日本代表の本田圭佑が5月21日、自らのTwitterのアカウント@kskgroup2017を開設し、こうつぶやいた。
「Lascerò’ il Milan termine di questa stagione ma spero di rivedervi presto, magari in in veste diverse da quelle di calciatore.」
日本語で「私は今季でミラノを去りますが、すぐまた皆さんに会えることを楽しみにしています。恐らく次はフットボール選手としてではなく、違った形で。」
こうして、ACミランからの退団を明言した。
目次
本田圭佑【移籍先】ACミラン退団を名言。次のゴールは?
彼はその日、サンシーロでの今季最終戦で、後半12分に途中出場し、チャンスを演出した後の後半28分、相手のファウルで得たフリーキックでキッカーに立った本田圭佑のボールは、見事に右サイドネットへ突き刺さった。
本田圭佑にとって数少ない出場機会の中で放った今季セリエA初ゴールだった。
試合終了後、ミランの勝利に貢献した本田圭佑に詰めかけたミラニスタたちは惜しみない「ホンダ」コールを送っていた。
それは久々にサンシーロに響いたものだった。
本田圭佑は常に自分を強いプレッシャーや厳しい状態に置いて、自分の限界に挑戦していく強いメンタルの持ち主だ。
例えば、ACミラン入団時にエースの証拠である「10番」の背番号を自ら選択したメンタルと勇気は誰にもできないであろう。
プレースタイルは攻撃的MFとして前線でゴールを狙う。
加えてパス能力も特筆すべき点であり、決定的なパスを出せる選手である。
そして、彼の代名詞と言えばフリーキック。
本田圭佑のフリーキックと言えばと想像して、一番初めに思い出すのは2010年のFIFAワールドカップ南アフリカ大会にて、試合の流れを決めた芸術的な無回転フリーキックのシーンではないだろうか。
前半17分、本約30メートルの距離から本田圭佑が蹴った球は無回転で、途中右や左にブレながらゴール右隅に吸い込まれた。
これにはキーパーは動いたが、全くボールに触れることが出来なかった。
このシーンはYoutubeのFIFAの公式チャンネルであるFIFATVにも取り上げられており、2017年5月27日現在、1,476,801 回再生を誇る。
本田圭佑 ベスト フリーキック FIFA公式動画
そのくらいのインパクトを観客に与えたシーンであった。
あのシーンは私もTV観戦していて、思わずうなったシーンだった。
それからというもの、本田圭佑を私は追うようになった。
本田圭佑【移籍先】ACミラン退団を名言。次のゴールは?
サッカー情報サイト「goal.com」は「アジア人最高のサッカー選手」と称える記事を掲載し称賛した。
しかし、本田圭佑のフリーキックは全盛期のあの中村俊輔の様に継続的に決めるものでは無い。
近年の彼のフリーキックは、あまり試合を決定づけるシュートとは言い難い。
優秀なフリーキッカーとして認知されているのは間違いないのだが。
名古屋に所属していた時は、シュートへの意識はさほど高いものでは無かったが、2008年1月、エールディヴィジ(オランダ1部リーグ)のVVVフェンローへ移籍した時からその意識は高くなっていく。
積極的に自分からゴールへ向かう姿勢が顕著に表れるようになり、VVVの2年目は2部リーグに降格したチームを16ゴール13アシストで2部優勝と1部復帰に貢献した。
そして2010年1月、冬の移籍市場でロシア・プレミアリーグ、CSKAモスクワに完全移籍すると、1年目からスタメンに定着し、CL出場を果たし、チーム史上初となるCLベスト8への原動力として欧州の複数のチームから注目されるようになる。
しかし、12-13シーズンに前半戦は好調を見せていたが、シーズン中の2月に左足首の負傷が発覚し、チームを長期にわたって離れ、治療を余儀なくされた。
「長い時間がかかると医師」から言われていたが、4か月半で治しシーズンの4月21日に実戦復帰を果たす。
翻って、以前から彼は移籍を志願し続けていたが、CSKA側が提示する移籍金が高く、いくつものオファーが破談になったのはゴシックでは無く事実だ。
そして結局移籍することが出来ずに契約満了までの2シーズンを過ごすこととなる。
そして契約満了後の2013年12月11日に、念願であったACミランへの移籍を果たす。
2010 南アメリカワールドカップ 本田圭佑イメージ FIFA公式動画
本田圭佑【移籍先】ACミラン退団を名言。次のゴールは?
しかし、この時のACミランは氷河期と言っても良いほどであった。
アレシャンドレ・パト、ズラタン・イブラヒモビッチ、チアゴ・シウバ、ネスタ、ファン・ボメルなどチームの柱となっていた選手を、急激に悪化した財政事情の立て直しとPPP導入に伴う財政対策のために放出したシーズンの途中加入であった。
本田圭佑はまさに0円移籍且つ実力が期待されるACミランにとっては、超お得選手であった。
しかし、本田圭佑はこの氷河期に流されていく事になる。
監督の交代が激しく、チームがガタガタと崩れていく事になる。
まず、アレッグリが解任され、クラレンス・セードルフが新任として務めるが、セリエAシーズン8位と低迷し、シーズン終了後解任。
本田圭佑もリーグ戦14試合に出場するが1ゴールのみ。
本業ではない、右サイドの出場が増えてくるのもこの時期である。
14-15シーズンはフィリッポ・インザーギが就任したが、シーズン10位と順位は酷く解任。
本田圭佑は26試合に出場し、6ゴールを決めまずまずのシーズンを過ごす。
インザーギからは「本田圭佑は勝利に必要なスピリットを随所で見せられる選手である。(イタリアメディアが)本田圭佑に対して過小評価の報道をするのに納得できない」とコメントし、彼を評価した。
15-16シーズンはシニシャ・ミハイロヴィチが監督に就任したが、シーズン途中で解任されクリスティアン・ブロッキを就任させたが7位。
本田圭佑は30試合と多いように見えるが、このころから途中出場が多くなっている。
本田圭佑を先発に起用せずに、脚の速い選手を積極的に起用することになる。
そして16-17シーズンはヴィンチェンツォ・モンテッラに監督が交代し、本田圭佑を完全に控え選手として扱った。
Audi Cup2試合、コッパ・イタリア1試合、そしてセリエA7試合と2017年5月21日、セリエA第37節でボローニャ最終戦に決めた素晴らしいフリーキックを最後にACミランから去る事になった。
本田圭佑スーパープレイ集 YouTubeの動画 260万再生
本田圭佑。ACミラン退団を名言。次のゴールは?
次のクラブがどこになるかはまだ分かっていないが、彼のプレースタイルから言えばサイドのポジションは向いていない。
センターラインでボランチ以上の位置でプレーすべきだ。
私が思うに、0トップの時の本田圭佑は得点に大きく絡むイメージだ。
彼のプレースタイルを十分に把握し、本田圭佑を上手く使いこなせる監督が居るチームに行くべきだ。
ただし、ネックなのは本田圭佑の年俸である。
約3億円ともいわれるその金額は、プレミアリーグのチームも少し出しづらい。
だから、本田圭佑側が妥協し、先発出場できるようなチームに行くことが肝要かと考えられる。
プレーすることが重要なのだから。
日本代表にもまだまだ本田圭佑の存在は不可欠だ。
彼のメンタリティは序盤で記した様に、かなり勝利に対してストイックであり、代表チームには欠かせない。
メンタリティだけではなく、プレーも同じくである。
フル出場とまではいかないが、中央でパサーとしての役や、0トップの真ん中としてゴールに向かう役が的確な起用方法ではないだろうか。
岡崎慎司や大迫勇也、久保裕也といったクラブではCFとして活躍する選手はたくさん居る。
そして攻撃的MFのポジションも香川真司とも争わなくてはならない。
大変厳しい状況だがしかし、本田圭佑が日本代表に入る事で、確実にチームの刺激になる事は間違い無い。
今後、本来の本田圭佑のプレーを取り戻し、ゴールへの執着心をクラブや代表でも見せてほしい。
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