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サッカー海外の反応│大迫勇也。ケルン動画
大迫勇也選手はドイツブンデスリーガのケルンで活躍するFW選手。
今季は7得点と振るいませんでしたが、それでもサポーターは幹部の評価は上々。レギュラーの座が定着しつつあります。
目次
サッカー海外の反応│大迫勇也。プレースタイル
元々大迫勇也選手を有名にしたのが高校生のころ。全国高校サッカー選手権にて、連続得点をしたことは記憶に新しい。
私もリアルタイムで見ていました。決勝では広島皆実に負けましたが、強烈なインパクトを残したFWです。
そんな大迫勇也選手のプレースタイルはやはりポストプレーと飛び出しです。飛び出しのセンスは本島に抜群で、MFが出すパスをここぞというタイミングでDFの裏を抜けます。
本人は前を向いているので、パスのタイミングは見えていません。まさに背中に目があるかのような動き出しでいつも驚かせます。
これができるのは、パスのタイミングを練習で熟知しているから。大迫勇也選手のそんなプレースタイルはプロになっても活かされます。
プロでは、いきなり鹿島アントラーズという超名門クラブに入団。なんと、大迫勇也選手を奪い合って、6クラブが争奪戦を繰り広げたほど。
大迫勇也選手が加入した鹿島アントラーズでは、なんと139試合に出場し、得点は40点。驚異的な特典をたたき出し、海外への切符を手に入れます。
大迫勇也選手が移籍を決めたリーグはドイツのブンデスリーガです。
2010〜2013 大迫勇也 プレイ動画
サッカー海外の反応│大迫勇也。ブンデスリーガ
ドイツのブンデスリーガは香川真司選手、岡崎慎司選手など、数々の日本人がプレーしており、日本人との相性が良いリーグです。
そもそもプレミアリーグはある程度の体格が必要なので日本人向けではありません。
テクニックを必要とするリーガエスパニョーラは、日本人にとって鬼門とされています。
一方、セリエAやブンデスリーガはこれまで本田圭佑選手、中田秀俊さんなど活躍した実績があり、大迫勇也選手も十分やれるだろう、という前評判はありました。
そんな評判通り、1860ミュンヘンでは15出場でなんと6得点というハイベースでゴールを量産。さらなるステップアップのチケットを手にするのです。
その先に選んだクラブが現在所属しているケルンです。ケルンでも2トップの1角を大迫勇也選手が担っています。
しかも、ケルンでは83試合出場しており、得点は11.やや物足りませんが、それも大迫勇也選手へのマークが厳しくなった証。
厳しいDFとの闘いに勝ってこそ本当の進化となります。
2013 大迫勇也 ゴール集動画
サッカー海外の反応│大迫勇也。ポストの動き
大迫勇也選手はブンデスリーガに移ってから、ポストの動きが上手くなりました。ポストの動きとは、ボールを受ける動作のこと。
例えば、MFが前線に向かってパスを出します。直接FWにパスをつなげることができれば最も良い。
ですが、オフサイドになりやすいし、何より相手のブロックに阻まれてしまいます。
とりわけ身長の高いブンデスリーガでは、ロングボールはあまり好ましい選択ではありません。
そのため、足元にグラインダーのボールを送り、足元におさめるのです。
FWは足元におさまったボールを受けて、シュート。またタメを作って、味方にパスをするなど展開を増やすことができます。
そんなポストの動きをケルンで学びました。
ケルンは2トップのシステムです。大迫勇也選手ばかり点を取ることができれば一番良いですが、そうもいきません。
むしろ、より確実に得点を決めるためには2トップで2人目の動きをする必要があります。
そこでポストの動きを学んだのです。
実はブンデスリーガだけではありません。大迫勇也選手の活躍は代表戦でも活かされています。
現在、代表監督を務めるハリル監督は、大迫勇也選手のパフォーマンスをとてもかっています。
そのため、大迫勇也選手をFWに起用することがおおくなりました。あの岡崎慎司選手をさしおいて大迫勇也選手です。
それだけ成長した、ということが伺えます。
2015 大迫勇也 ゴール 動画
サッカー海外の反応│大迫勇也。デュエル
そんな大迫勇也選手、実はFWになったのは中学生の中頃だったそうです。それまではパスセンスを活かしてMFでした。
今でもそのパスセンスは発揮されています。それがポストの動き。味方を見る動きです。
現在の日本代表は、デュエルや献身性が求められます。デュエルとは戦うこと。プレスをたくさんかけて、ボールを奪う動き。これが現代サッカーには必要です。
そして、縦への早い動き。これまでの日本は横にパスをつないで、時間をロスしていました。攻められる場面で横にパスをつなぐ。
横にパスをつないでも、相手は全く怖くありません。むしろ、相手がプレッシャーをかけてきたら、ボールを逆に奪われます。そして得点を決められるのです。
実は、これがブラジルワールドカップでの教訓でした。
それから、ハリル監督になり横ではなくて縦への動きを求めるのですが、大迫勇也選手にはとても相性が良い戦術です。
なぜなら、大迫勇也選手の特徴は裏への飛び出し。極めて優れている抜けから、得点するシーンは代表戦でも沢山ありました。
2017 ブンデスリーガ 大迫勇也 vs 香川真司 動画
サッカー海外の反応│大迫勇也。献身性
さて、ハリルジャパンに求められる動きの2つめは献身性。
これは、とにかくFWでもDFをしろ、ということ。DFは全員でしないと勝てません。
現代サッカーはそれほどシビアにスピードが上がっています。例えば、こちらが攻めている場面。当然、DFラインは上げています。
ラインを上げた状態でボールが奪われると、どうなるか。そうです。カウンターを狙われます。
カウンターはFWの飛び出しとロングボールが肝ですが、ロングボールを打たせなければ良いのです。その役目を担っているのが実はFWです。
FWは相手DFに一番近い位置にいます。そして、相手がカウンターをするとき、まずDFがボールを蹴ります。
つまり、DFの最初の動きを封じることができればカウンターを防げる。
ハリル監督のいう献身性とは、このカウンターブロックを意味しています。大迫勇也選手、原口選手はとにかくよく走る。日本人選手の特徴でもありますが。
その献身性が認められて代表にも呼ばれています。
逆に、宇佐美選手はあまり走りませんね。DFに奔走することは少ないです。それがハリルジャパンに呼ばれる、呼ばれないの違いです。
今後もますます活躍が期待される大迫勇也選手。W杯予選も近いので、期待したいですね。
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